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  　　　購入するコースを決める

  会員権購入の第一歩は、どのコースの会員権を購入するかを決めることです。
  
  ゴルフ会員権は直接ゴルフ場と売買の取引ができるわけではないので、業者に仲介してもらって購入することが大前提です。
  新聞や雑誌の相場表は目安と考え、最新情報は業者から入手しましょう。
  
  都道府県、予算、希望するコースの特徴などを加味して売りの最安値がいくらくらいになるかを認識してください。それが実勢売価になることも少なくありません。

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  　　　コースを決めたら契約です

  購入したいと思うコースが決まったら、業者に会員権の購入を打診します。
  契約書を作成し、売買契約を締結したら契約成立です。

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  　　　入会の準備をしましょう

  無事に契約が終わったら、名義変更（名変）に必要な書類を用意します。
  (実印・印鑑証明・戸籍謄本・住民票・証明写真など)
  
  そして、会員として入会するための準備です。
  支払は、現金・振込などの方法を選ぶことができます。
  
  決済が完了していてもこの時点では正式に会員とはなっていないので注意が必要です。

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  　　　最終手続きが済んだら晴れてメンバーの一員です

  入会の最終手続きは、本人が書類を持って直接ゴルフ場を訪れるのが好ましい慣習となっています。
  ゴルフ場が審査を行い、問題がなければ入会承諾書と名義変更料を支払うための振込用紙が送付されます。
  ここで支払いが完了したら、ようやく正式なメンバーとして迎えられます。
  その後約2～4週間後に証券や名札など会員であることを証明する書類が送付されます。
  
  ★ご注意★
  最終手続きの方法はゴルフ場によって異なりますので、事前に確認をしておきましょう。

会員権相場表を見るポイント

■相場価格
　相場表に記載されている価格は、○○○～○○○万円と幅のある表記になっています。
　これは、買い最高値～売り最安値という意味です。
　価格が1つしか記載されていない場合は買い最高値と売り最安値の中間値と考えていいでしょう。
　売買取引の多い会員権は金額の幅が狭く、少ない会員権は幅が広い傾向があるようです。
　価格の欄に「相談」とあるのは、金額提示ができない場合に記載されます。

■名変料
　名変料とは名義変更料の略です。
　ゴルフ場が会員権の名義を変更する際に発生する手数料と考えてください。
　ゴルフ場によって、名義書換料や書換料と呼ぶところもありますが、同じ内容です。
　支払いのタイミングは、ゴルフ場に会員になることを承認された後に行います。
　入会者が支払いを行い、売却者には関係ありません。

■ホール数
　ホール数は単にゴルフ場の規模を表した目安であり、市場の評価に直接的には関係しません。
　会員権の相場はあくまでも諸条件が関連しあって成り立っていると考えましょう。